Phanteks Eclipse G360A
発売日: 2021-10-01
フォームファクタ
| ケースタイプ | Mid Tower |
| サイドパネル | Tempered Glass |
| 対応マザーボード | ATX / Micro-ATX / Mini-ITX |
| 拡張スロット数 | 7 |
パーツ互換性
| 最大GPUカード長 | 400mm |
| 最大CPUクーラー高 | 165mm |
| 最大PSU奥行 | 200mm |
冷却対応
| トップラジエーター | 非対応 |
| フロントラジエーター | 360mm |
| リアラジエーター | 120mm |
| ファンスロット | front 120mm×3 |
| 付属ファン | 120mm×2 (Standard) |
ストレージ
| 3.5インチベイ | 2 |
| 2.5インチベイ | 2 |
| 2.5インチ兼用 | 0 |
フロントI/O
| USB-A | 2 |
| USB-C | 1 |
| オーディオ | あり |
外観・機能
| エアフロー設計 | Mesh Front |
| ダストフィルター | あり |
| RGB照明 | なし |
| 強化ガラスパネル | 2面 |
| ケーブルマネジメント | あり |
| 裏配線スペース | 25mm |
| 素材 | Steel / Tempered Glass |
| カラー | Black |
寸法・重量
| 長さ | 210mm |
| 幅 | 465mm |
| 高さ | 490mm |
| 重量 | 8.5kg |
メタ
| ブランド | Phanteks |
| 保証 | 2年 |
| レビュースコア | 8.5 |
1. 製品概要
Phanteks Eclipse G360Aは、ミドルタワー型のPCケースで、特にエアフロー性能に優れている点が特徴です。2021年10月に発売された本製品は、優れた冷却能力と拡張性を提供し、ハイエンドゲーミングから一般的なデスクトップ用途まで幅広いニーズに対応しています。特に、最大GPU長400mm、最大CPUクーラー高さ165mmというクリアランスを確保しており、拡張性スコアは85.0 / 100と高評価です。これにより、RTX 30シリーズやそれに準ずる大型GPUを搭載することも容易に行えます。
同シリーズの製品と比較しても、Eclipse G360Aは、新しいメッシュフロントデザインを採用しており、優れたエアフローを実現しています。他の競合製品と比較しても、コストパフォーマンスに優れ、コスパスコアは98.0 / 100を記録。特に限られた予算で組み立てるユーザーにとって非常に魅力的な選択肢となっています。ターゲットユーザー層は、ゲームプレイヤーや自作PC初心者、または高性能なビルドを求める求道者といえるでしょう。
2. 主な特徴
エアフロー設計
Eclipse G360Aの最も際立った特徴の一つは、その優れたエアフロー設計です。前面はメッシュ素材を採用しており、内蔵ファンの吸気効率が高いため、システム全体の冷却性能が向上しています。前面には120mmファンを3基搭載可能で、標準で2基の120mmファンが付属しています。これにより、かつてない冷却能力を発揮し、高負荷時でも安定した運転が可能です。
GPU・CPUクーラーのクリアランス
最大GPU長400mmと最大CPUクーラー高さ165mmのスペースを提供するこのケースは、最新のハイエンドGPUや大型クーラーと非常に互換性があります。このスペックにより、強力な冷却性能を持つ中でも、搭載したいパーツを選ぶ際の自由度を確保しています。
ラジエーター・水冷対応
水冷を希望するユーザーにとって、Eclipse G360Aは理想的な選択です。トップにはラジエーターを取り付けることができず、フロントでは360mmラジエーターへの支持が可能。リアにも120mmラジエーターを取り付けることができます。この柔軟な設計により、水冷構成を好むユーザーにとって、選択肢が広がります。
ケーブルマネジメント
内部設計においては、ケーブルマネジメントに配慮した設計が施されています。裏配線スペースは25mmあり、ケーブルの整理がしやすくなっています。これにより、見た目もすっきりとした仕上がりが可能です。
サイドパネル・外観デザイン
強化ガラスパネルが2面に使用されており、ハードウェアやライティングを魅せるためのデザインが施されています。ただし、RGBには非対応ですので、シンプルながらもスタイリッシュな外観が求められるユーザーには最適です。
3. 用途別評価
ハイエンドゲーミング
MetaScoreから評価すると、Eclipse G360Aはハイエンドゲーミングに非常に適した構成を持っています。GPU搭載長400mm、そして優れた冷却性能のおかげで、極めて高性能なPC構成を組むことができます。特に、最新のゲームにおいて高負荷をかける際にも、冷却性能が発揮され、安定した動作が期待できます。
静音重視
ダストフィルターが搭載されており、吸気の清浄度を保持できます。ただし、ファン構成によっては音が気になることもあるため、音を最小限に抑える設計を重視する場合は、静音ファンの導入を検討する必要があります。
コンパクトビルド
サイズ的にはミドルタワーであるため、内部に十分なスペースを確保しているものの、コンパクトビルド向けのデザインではありません。したがって、プラットフォームを小型であろうとする場合は、他の製品を検討することをお勧めします。
ショーケースビルド
強化ガラスパネルを使用し、シンプルなデザインは、内部ハードウェアを見せるためのショーケースビルドに最適です。ただし、RGB未対応であることを考慮すると、RGBを重視するユーザーには不向きです。
4. 組み立てやすさ
Eclipse G360Aは、組み立て造形がスムーズに行えることが評価されています。内部スペースは広めに設計されており、手が入りやすいので、パーツの取り付けやメンテナンスがしやすいです。ケーブルルーティングの利便性も高く、裏配線スペースの確保により、複雑な配線でも整理しやすいです。また、ドライブベイには直接アクセスが可能で、ストレージの取り付けもスムーズです。初心者でも安心して組み立てることができる設計になっています。
5. こんな人におすすめ
Eclipse G360Aは以下のような利用シーンに最適です。
- ハイエンドゲーミング構成: 最新のRTX 4090を搭載し、360mmラジエーターでの冷却性能を活かしたビルドを希望するゲーマーに特におすすめです。
- 一般的なデスクトップ用途: 汎用的なPCを構築したいが、将来的にパーツのアップグレードを想定しているユーザーにも適しています。
- 中規模の省スペースビルド: このケースはミドルタワーですが、その内部スペースを利用して効果的に冷却構成を組みたいユーザーにモダンなデザインを提供します。
- 繊細なデスク周りを意識するユーザー: 強化ガラスパネルを重視しつつも、RGBよりもシンプルな外観が好まれる場合にフィットします。
6. よくある質問
フルタワーとミドルタワーの違いは?
フルタワーは大きなサイズを持ち、より多くのパーツを搭載できる一方、ミドルタワーはサイズが小さく、通常は限られたスペースの中で組み立てるのに適しています。Eclipse G360Aはミドルタワーであるため、コンパクトなデスク環境に最適です。
メッシュフロントとソリッドフロントのどちらがいい?
メッシュフロントはエアフローを良好に保ちながらも、静音性やデザインにおいて妥協が必要になる場合があります。一方、ソリッドフロントは他の要素が優先されることがあります。Eclipse G360Aはメッシュフロントで高いエアフロー性能を発揮します。
付属ファンは交換した方がいい?
付属の120mmファンは十分な冷却性能を持っていますが、さらなる静音性や性能を求める場合、より高品質なファンに交換することも考慮してみてください。
ATXマザーボードは入る?
はい、Eclipse G360AではATX、Micro-ATX、Mini-ITXのマザーボードに対応していますので、ATXマザーボードも問題なく収容できます。