Thermalright Silver Soul 135
空冷クーラー / Silver Soul
MetaScore
冷却性能
| タイプ | 空冷 |
| TDP対応 | 250W |
| 最大騒音 | 25.6dBA |
クーラー構成
| 高さ | 155mm |
| ファン数 | 2基 |
| ファンサイズ | 135mm |
互換性
| 対応ソケット | AM4, AM5, LGA1700 |
| 重量 | 990g |
| RGB対応 | 非対応 |
メタ
| ブランド | Thermalright |
| シリーズ | Silver Soul |
| 保証 | 1年 |
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1. 製品概要
Thermalright Silver Soul 135は、空冷クーラー市場ではミドルレンジ寄りの高性能モデルに位置づけられる製品です。TDP 250W対応という数値は、一般的なエントリー向けCPUクーラーを大きく上回り、Core i7 / Ryzen 7クラスの発熱にも余裕を持って対応できる設計を示しています。MetaScoreの冷却性能63.0、静音効率63.0という評価からも、極端なハイエンド競争用というより、実用性と扱いやすさのバランスを重視した空冷クーラーだといえます。水冷AIOほどの見栄えや配管リスクがなく、Noctuaやbe quiet!、Deepcool系の定番空冷と比較検討するユーザーに向いています。
2. 冷却性能と技術特性
Silver Soul 135の冷却性能は、TDP 250W対応というスペックが示す通り、単なる「静かなサイドグレード」ではありません。熱抵抗の数値は公表されていませんが、実運用ではヒートシンクの放熱面積と2基の135mmファンが効き、負荷時の温度上昇を抑えるタイプです。高さ155mmの設計は、タワー型空冷としては標準的で、フィン密度とエアフローの取り回しを両立しやすい寸法です。大柄すぎないためケース内の風の流れを阻害しにくく、前後の排気経路が素直に作れます。135mmファン2基は、120mm単発より低回転で同等風量を得やすく、冷却と静音のバランスに優れます。MetaScore冷却63.0は、最新の超高発熱CPUを常時ブーストさせる用途にはやや控えめですが、ゲーミングやクリエイティブ用途では十分実用的です。
3. 静音性と日常運用
最大騒音25.6dBAは、数値上かなり抑えめです。目安として図書館が約35dBA、普通の会話が約60dBAなので、Silver Soul 135は静かな部屋なら存在を意識しにくいレベルに収まります。もちろん最大値は高負荷時の条件であり、実際はPWM制御で回転数が上下するため、アイドル時はさらに静かに運用できる可能性が高いです。ゲームやレンダリングで温度が上がるとファン音は増えますが、135mmファン2基は高回転に頼りにくいため、急激な耳障りさは出にくい設計です。静音PCを目指す人にとっては十分有力候補ですが、完全無音を求めるなら、より大型のNoctua上位機や水冷AIOの低回転モデルと比較する価値があります。
4. 取り付けと互換性
対応ソケットはAM4、AM5、LGA1700で、現行の主要プラットフォームをしっかり押さえています。Ryzen 5000/7000系やIntel第12~14世代を視野に入れた自作PCで使いやすく、買ってからの対応不足リスクは低めです。一方で高さ155mmは、ミドルタワーでは問題になりにくいものの、コンパクトケースではサイドパネルに干渉する可能性があります。購入前にケースのCPUクーラー対応高を必ず確認してください。また、135mm級の大型空冷はメモリスロットとの距離も要注意です。背の高いヒートスプレッダ付きRAMを使う場合、前側ファン位置の調整が必要になることがあります。
5. 競合製品との比較・購入時の注意点
同価格帯の競合には、Deepcoolのミドル級空冷や、Noctua・be quiet!の定番シングル/デュアルタワー系が挙げられます。Silver Soul 135は、派手なブランド力よりもTDP 250W対応というスペックの強さが魅力で、価格が適正なら費用対効果は高めです。ただし、冷却性能スコア63.0はトップクラスではないため、極限の静音性や最上位クラスの熱処理を求めるなら上位モデルが有利です。購入時は「ケース高155mm対応」「RAM干渉」「LGA1700/AM5用の固定具同梱」を確認すると失敗しにくいです。
6. よくある質問
Q1. このクーラーで何W TDPのCPUまで冷やせる?
公称では250W TDP対応です。とはいえ、これは理想条件の目安で、実際にはケース風量やCPUのブースト設定で変わります。現実的には、Core i7やRyzen 7級の高性能CPUなら十分実用域です。Core i9やRyzen 9でも、設定次第では使えますが、長時間の全コア負荷では上位空冷や水冷AIOのほうが余裕があります。
Q2. 大型空冷はマザーボードに負荷がかかる?
はい、一般的な小型クーラーより重量があるため、輸送時や縦置きケースでの負荷はゼロではありません。ただし、正しくバックプレート固定されていれば通常使用で問題になることは少ないです。心配なら、組み立て後はクーラーを支えながらネジを締め、搬送時はPCを倒すか外装を緩衝材で保護すると安心です。
Q3. ソケット対応の確認方法は?
まずマザーボードの型番を確認し、メーカー公式のCPUクーラー対応表を見るのが確実です。AM4、AM5、LGA1700の記載があっても、付属ブラケットの世代やBIOS更新の必要性は別問題です。製品ページとマザーボードの仕様を両方確認してください。
Q4. 静音PC向き?
はい、かなり向いています。最大25.6dBA、135mmファン2基という構成は、低回転運用に強いです。完全無音志向でなければ、十分に静かなCPUクーラーとして評価できます。