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Fractal Design

Fractal Design Celsius S36

水冷AIO 360mm / Celsius S

MetaScore

冷却性能
75.0
静音効率
55.0
コスパ
100.0
TDP対応300W
騒音30dBA
参考価格

価格情報なし

過去最安値: ¥20,160

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冷却性能

タイプ水冷AIO
TDP対応300W
最大騒音30dBA

ラジエーター・ポンプ

ラジエーターサイズ360mm
ファン数3
ファンサイズ120mm

互換性

対応ソケットAM4, LGA1200
RGB対応非対応

メタ

ブランドFractal Design
シリーズCelsius S
保証3

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1. 製品概要

Fractal Design Celsius S36は、360mmラジエーターを備えた水冷AIOの中でも、冷却性能を重視するユーザー向けのハイエンド寄りモデルです。発売は2020年で、AM4とLGA1200に対応するため、Ryzen系や第10世代Core系の自作PCで使いやすい構成です。TDP 300W対応という数字は、一般的な空冷CPUクーラーよりもかなり余裕のある冷却能力を示しており、ハイパワーCPUや長時間の高負荷作業に向きます。ゲーム配信、動画編集、レンダリング、4K書き出しなど、CPU負荷が継続しやすい用途で特に活躍する製品です。
一方で、MetaScore上の静音効率は55点と高くはなく、静かさ最優先の空冷、たとえばNoctuaやbe quiet!の上位空冷と比べると音の面では一歩譲る場面があります。そのため、冷却性能を優先しつつ、ケース内の見た目や設置自由度も重視するユーザーに向いたCPUクーラーといえます。

2. 冷却性能と技術特性

熱抵抗は不明ですが、TDP 300W対応という条件から見ると、実運用では高発熱CPUの温度上昇を大きく抑えられるクラスです。目安として、同じCPUでも小型空冷クーラーより数十度レベルで余裕が出るわけではありませんが、全コア高負荷時の温度ピークを下げ、サーマルスロットリングを起こしにくくする効果が期待できます。特に、CPU電力制限を緩めた状態や、オーバークロック寄りの設定では360mm水冷AIOの強みが出やすいです。
360mmラジエーターは120mmファンを3基搭載できるため、冷却面積が大きく、放熱効率で優位です。ファン3基構成は単純に風を大量に送れるだけでなく、回転数を抑えながら必要な風量を確保しやすいのが利点です。結果として、Deepcoolの同クラス製品や一部の空冷ハイエンドと比較しても、高負荷時の温度安定性では有利になりやすい構成です。最大騒音30dBAは数値上は控えめで、適切なファンカーブなら冷却と静音の両立が可能です。

3. 静音性と日常運用

最大騒音30dBAは、図書館の約35dBAより低く、会話の60dBAと比べるとかなり静かな部類です。もちろんこれは条件の良い測定値に近く、実際にはケース、設置位置、室温、ファン回転数で体感は変わります。それでも、通常のデスク作業やWeb閲覧、軽いゲームでは耳障りになりにくく、空冷の高回転モデルよりは快適に感じやすいでしょう。
ただし、高負荷時には水温上昇に応じてポンプ音やファン音が増える可能性があります。AIOは負荷が長く続くとファン制御が積極的になりやすいため、初期設定のままだと静音志向のユーザーにはやや強めに聞こえることがあります。静音PCを目指すなら、BIOSやソフトでファンカーブを調整し、普段は低回転、必要時のみ回す運用が重要です。総合すると、静音最優先ではNoctuaやbe quiet!の上位空冷に軍配が上がる場面もありますが、360mm水冷AIOとしては十分実用的な静かさです。

4. 取り付けと互換性

対応ソケットはAM4とLGA1200で、主流のAMD RyzenとIntel Coreに幅広く対応します。現行環境でも流用しやすい点はメリットですが、最新プラットフォームでは別売りブラケットの有無を事前確認したいところです。360mmラジエーターはケース上部または前面への搭載が基本で、ミドルタワー以上のPCケースが望ましいです。とくに前面設置では、ケース長だけでなく電源ケーブルやストレージ位置も含めた干渉確認が必要です。
また、メモリスロットとの干渉リスクも見逃せません。AIOヘッド自体は空冷大型ヒートシンクほどメモリに迫りにくい傾向がありますが、チューブの向きやラジエーター位置によっては圧迫感が出ます。ハイヒートスプレッダ搭載メモリを使う場合は、実寸を確認しておくと安心です。

5. 競合製品との比較・購入時の注意点

同価格帯・同タイプの競合としては、DeepcoolやCorsair、NZXTなどの360mm水冷AIOが候補になります。これらと比べると、Fractal Design Celsius S36は「派手な演出より堅実な冷却」という立ち位置です。RGB重視のモデルや高機能ソフト連携を売りにする製品に比べ、機能面ではシンプルですが、そのぶん冷却の実用性に集中しています。
価格対冷却性能の費用対効果は、ハイエンドCPUを使うほど良くなります。逆に、65W級CPUやライトな用途では、空冷CPUクーラーの上位モデルのほうがコスパは高いでしょう。300W級の余裕が必要かどうかを基準に選ぶのが失敗しないポイントです。

6. よくある質問

Q1. このクーラーで何W TDPのCPUまで冷やせる?

公称では300W対応です。実際はケース内温度、室温、ファン設定で変わりますが、200W前後の高負荷CPUならかなり余裕を持って運用しやすいです。300W級は理論上の上限に近く、常用では余裕を見て選ぶのが安全です。

Q2. AIOの寿命と故障リスクは?

AIOは空冷より構造が複雑で、ポンプ摩耗や液漏れ、冷却液の経年劣化リスクがあります。一般に数年単位で使えますが、長期安定性だけならNoctuaのような高品質空冷が有利です。定期的な異音チェックは重要です。

Q3. ソケット対応の確認方法は?

購入前にマザーボード型番とCPUソケットを確認し、AM4またはLGA1200かをチェックします。さらに、販売ページで付属ブラケットの対応表を確認してください。最新CPUへの流用を考える場合は、メーカー公式の互換情報を見るのが確実です。

Q4. 静音PCにも向いている?

完全な静音志向なら上位空冷が有利ですが、冷却優先で静かさも欲しいなら十分候補になります。ファンカーブを調整すれば、日常用途ではかなり扱いやすいCPUクーラーです。