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チュートリアル2026年5月30日by K.hirano

Claude Code の新effortモード徹底解説|max・ultracode・autoと『呪文ultrathink』の正体

Claude Code の /effort に増えた max・ultracode・auto と、プロンプトに紛れ込ませる呪文 ultrathink を、公式が明言した『ultracode は API の effort レベルではない』を起点に解剖。overthinking・自律ワークフロー・永続性と優先順位の罠まで、誤解されやすい論点を一次情報で正します。

#Claude#ClaudeCode#Anthropic#AIエージェント#LLM

この記事は「Claude Code の /effort 完全ガイド|low〜maxの使い分けと『コストが増える本当の理由』BlogClaude Code の /effort 完全ガイド|low〜maxの使い分けと『コストが増える本当の理由』Claude Code の /effort(low〜max・ultracode・auto)は「賢さ」ではなく「トークンの気前よさ」のレバー。モデル別の推奨スタートと、Opus 4.8 でコストが増えた気がする原因を『トークナイザ』と『effort』の2軸に切り分ける考え方を、公式一次情報と v2.1.156 の実機確認で解説します。」(シリーズ①)の続編です。/effort の基本的な仕組みとモデル別の使い分けは①にまとめてあるので、未読の方は先に目を通しておくと、本記事の新オプションの位置づけがすっきり掴めます。

この記事は Claude 公式の Effort / Model configuration / Pricing ドキュメント(2026年5月時点)を一次ソースとして参照し、Claude Code 最新版(v2.1.156)の実機で /effort メニューに max/ultracode/auto が並ぶことを確認したうえで執筆しています。仕様は更新される場合があるため、最終的な挙動は公式ドキュメントの最新版をご確認ください。

max は最強ですが最善とは限りません(overthinking のリスクがあり、公式は「フロンティア級の難問だけ」と釘を刺します)。ultracode は effort ではなく「xhigh +マルチエージェント自律起動許可」のスイッチ。auto は現在モデルの既定 effort に戻すリセット指示です。プロンプトに混ぜる「呪文」は2つで、ultrathink はそのターンだけ深く考えさせ(think hard などは効きません)、ultracode はそのタスクだけワークフロー化します。優先順位は「環境変数 > 設定値 > モデル既定」で、skill/subagent の frontmatter は環境変数に勝てません。

目次

なぜいま /effort に新顔が増えたのか

前回の記事「Claude Code の /effort 完全ガイド|low〜maxの使い分けと『コストが増える本当の理由』BlogClaude Code の /effort 完全ガイド|low〜maxの使い分けと『コストが増える本当の理由』Claude Code の /effort(low〜max・ultracode・auto)は「賢さ」ではなく「トークンの気前よさ」のレバー。モデル別の推奨スタートと、Opus 4.8 でコストが増えた気がする原因を『トークナイザ』と『effort』の2軸に切り分ける考え方を、公式一次情報と v2.1.156 の実機確認で解説します。」で、Claude Code の /effort が「賢さ」ではなく「トークンの気前よさ」を動かすレバーであること、そしてモデル別の推奨スタート地点を整理しました。今回はその続編として、新しく増えた3つの選択肢 max ultracode auto、さらにプロンプトに紛れ込ませる「呪文」ultrathink を、公式の一次情報だけを根拠に解剖します。

なぜ選択肢が増えたのか。背景には、Claude が「短い質問に即答するアシスタント」から「何十分も自律的に作業し続けるエージェント」へと役割を広げたことがあります。30秒で終わるタスクと30分かけて探索するタスクでは、最適な「考え込み具合」がまるで違う。だから1本のレバーに段階を増やし、さらに「自律的に並列エージェントを動かすモード」や「考える深さをその場だけ上げる呪文」まで用意した――そういう進化の結果が、いまの7択なのです。

そして大事なのは、この7つが全部同じ種類のものではないこと。前回も触れましたが、ここを誤解すると設定で必ずハマります。改めて分類しておきます。

  • low / medium / high / xhigh / max ―― API レベルの effort 値(モデルに送られる「努力度」)
  • ultracode ―― Claude Code 独自の設定(effort ではない。後述)
  • auto ―― リセット指示(effort の値ですらない)

この前提を持ったまま、一つずつ見ていきましょう。

max ―― 「最強」が最善とは限らない理由

max は、公式の定義では "Absolute maximum capability with no constraints on token spending"(トークン消費に一切の制約をかけない、絶対的な最大能力)。最も徹底した推論と最も深い分析を行います。【2026-07 現在】 Fable 5 / Opus 5 / Sonnet 5 / Opus 4.8 / Opus 4.7 と、Opus 4.6 / Sonnet 4.6 で使えます。ただし段の構成が違い、前の5モデルは low medium high xhigh max の5段、Opus 4.6 と Sonnet 4.6 は xhigh を持たない4段です。対応しないレベルを指定すると、それ以下でいちばん高い段へ自動的に落ちます(例: Opus 4.6 の xhighhigh として動く)。

「じゃあ常に max が最高じゃないか」と思いますよね。ところが公式は、Opus 4.8 / 4.7 向けにはっきりこう釘を刺しています。

Reserve for genuinely frontier problems. On most workloads max adds significant cost for relatively small quality gains, and on some structured-output or less intelligence-sensitive tasks it can lead to overthinking.

本物のフロンティア級の難問のために取っておけ。多くの作業では max はコストを大きく増やす割に品質の伸びは小さく、構造化出力や知性をあまり要さないタスクでは考えすぎ(overthinking)で逆に品質が落ちることすらある」。

これは直感に反しますが、理にかなっています。「東京駅への行き方」を聞かれて10通りの経路を比較検討し始める人がいたら、有能というより面倒ですよね。タスクの難易度に対して思考が過剰だと、寄り道や過剰な一般化を生み、かえって答えがブレる。max はそれが起きやすいゾーンなのです。

公式の推奨手順も具体的です。「max を使うのは、eval(評価)で xhigh にまだ伸びしろ(headroom)があると測定できたときだけ」。つまり「なんとなく強そうだから」ではなく、「xhigh で頭打ちなのを数字で確認してから初めて max に上げる」という順番。常用するものではなく、ここぞの難問に投入する切り札だと捉えてください。

なお maxセッション限定です。設定ファイルの effortLevel には書けません(low/medium/high/xhigh のみ受理)。唯一の例外が環境変数 CLAUDE_CODE_EFFORT_LEVEL=max で、これだけはセッションへ固定できます。

ultracode ―― effort ではなく「自律ワークフロー」スイッチ

ここが今回いちばん誤解されているポイントです。ultracodeAPI の effort レベルではありません。公式が明言しています。

ultracode appears in Claude Code's effort menu, but it is not an additional API effort level. ... Ultracode pairs the xhigh effort level with standing permission for Claude Code to launch multi-agent workflows.

つまり ultracode の中身は2つの合わせ技です。

  1. モデルに送る effort は xhigh(=xhigh と同じ努力度)
  2. それに加えて、Claude Code が マルチエージェントの動的ワークフロー(Dynamic Workflows)を自律的に起動してよいという「常時許可」が付く

この「動的ワークフローの起動許可」は、会話の途中でシステムメッセージを差し込む仕組み(Mid-conversation system messages)を通じて与えられます。要は「実質的なタスクごとに、Claude が自分で計画を立て、複数のサブエージェントへ仕事をファンアウトしてよい」状態にするスイッチです。xhigh が「1人の作業者を本気にさせる」なら、ultracode は「現場監督として複数の作業者を勝手に編成してよい権限を渡す」イメージです。

この Dynamic Workflows(並列サブエージェント)が Opus 4.8 で登場したときの位置づけは、「Claude Opus 4.8 は何が変わった?ベンチより「正直さ」と並列エージェントが本命だったBlogClaude Opus 4.8 は何が変わった?ベンチより「正直さ」と並列エージェントが本命だったClaude Opus 4.8 で本当に変わったのは、ベンチの数ポイントではなく『正直さ』と並列サブエージェントでした。公式ベンチ、4つの新機能、OpenRouter の実トラフィックを重ねて、価格据え置きの今回のアップデートを乗り換え目線で整理します。」で主役として解説しています。全体像はそちらが詳しいので、合わせて読むと ultracode が何を解き放つスイッチなのかが立体的に見えてきます。なお ultracode は Opus 4.8 専用ではありません。公式は「xhigh effort に対応するモデルで使える。対応しないモデルでは /effort メニューに出てこない」としており、2026-07 現在は Fable 5 / Opus 5 / Sonnet 5 / Opus 4.8 / Opus 4.7 が該当します。

使い所は、ひとつの文脈に収まりきらない大仕事――大規模なコードベース移行、横断的な監査、広範囲のリファクタなど。Claude に「分解 → 並列実行 → 検証」を自律的に組ませたいときに効きます。逆に、小さな単発タスクで ultracode を選ぶのは、軽自動車を運ぶのに大型トレーラーを呼ぶようなもので、オーバーキルです。

設定面の注意も max と同じく厳しめです。ultracodeセッション限定で、有効化の入口は3つあります。

  • /effort ultracode で当該セッションのみ有効化
  • 起動時に claude --effort ultracodev2.1.203 以降xhigh effort + ultracode オンで始まる)
  • --settings '{"ultracode": true}' や Agent SDK のコントロールリクエストで指定

【2026-07 追記:公開後に仕様が変わりました】 この記事を公開した時点(v2.1.203 より前)は --effort ultracode が使えず、Unknown --effort value 'ultracode' を出して既定 effort で起動していました。v2.1.203 以降はフラグで有効化できます。 当時「フラグには書けない」と書いていた箇所を訂正しています。

一方で、永続する設定には今も書けません。設定ファイルの effortLevel と環境変数 CLAUDE_CODE_EFFORT_LEVELultracode を受け付けないままです。つまり「常時 ultracode」にしたければ、起動のたびにフラグを渡すしかありません。コストも相応にふくらむので、ここぞの大仕事で使うモードと考えてください。

セッション設定を変えずに、1タスクだけワークフロー化する

【2026-07 追記】 ここが公開当時より便利になった部分です。ultracode にはプロンプトに書くだけの使い方があります。

text
ultracode: src/routes/ 配下の全APIエンドポイントを認証漏れで監査して

こう書くと、セッションの effort 設定は一切変えずに、そのタスクだけワークフローとして組まれます。「use a workflow」「ワークフローで」といった普通の言い回しでも同じ扱いになります(v2.1.160 より前は workflow という単語がトリガーでした)。

つまり ultracode の入口は「セッション全体をワークフロー体質にする /effort ultracode」と「1回だけ頼むキーワード」の2系統ある、と理解するのが正確です。後者は次章の ultrathink と同じ「プロンプトに混ぜる呪文」型で、大仕事のたびにセッション設定を切り替える手間が要りません。

細かい仕様も押さえておくと事故が減ります。

  • 意図せず起動したときは Option+W(macOS)/ Alt+W(Windows・Linux) でハイライトを取り消せます。恒久的に無効化したいなら /config の「Ultracode keyword trigger」をオフに。
  • キーワードが効くのは自分でタイプしたプロンプトだけです。-p 渡し、スケジュールタスク、Webhook や PR コメント経由の文章では発火しません(v2.1.210 より前はこれらでも発火していました)。他人のPRコメントに ultracode と書かれて勝手に大量課金される、という事故を防ぐ変更です。

auto ―― モデル切替の事故を防ぐリセットボタン

auto は拍子抜けするほどシンプルです。effort の「値」ではなく、「現在のモデルの既定 effort に戻せ」というリセット指示です。

  • /effort auto を実行 → そのモデルの既定へ。既定は Opus 5 / Sonnet 5 / Opus 4.8 なら high、Opus 4.7 だけが例外で xhigh
  • 環境変数でも CLAUDE_CODE_EFFORT_LEVEL=auto と書けます。

何が嬉しいのか。前回も触れたとおり、Claude Code はモデルを切り替えると effort を新モデルの既定にリセットします。ところが手動で maxlow に振っていると、「いまの設定、結局どのレベルだっけ?」と分からなくなることがある。そんなときに /effort auto を打てば、いま使っているモデルにとっての“正しい初期値”へ一発で戻せる。乱用した max のあと標準へ戻す掃除ボタンとして、地味に重宝します。

ちなみに現在の effort レベルは、ロゴやスピナーの隣に「with low effort」のように常時表示されます。/model を開かなくても、いまどのレベルで動いているかを確認できます。

呪文「ultrathink」 ―― セッション設定を変えずに一発で深く考えさせる

最後に、知る人ぞ知る小ワザです。プロンプトのどこかに ultrathink という単語を入れると、そのターンだけ深い推論を要求できます。公式の記述はこうです。

Include ultrathink anywhere in your prompt to request deeper reasoning on that turn without changing your session effort setting. Claude Code recognizes the keyword and adds an in-context instruction.

ポイントは2つ。第一に、セッションの effort 設定は変わらないこと。/efforthigh のままにしておいて、「この1回だけ念入りに考えてほしい」というときに ultrathink を添えればいい。API に送られる effort レベル自体は変わらず、Claude Code が「文脈内の指示」として深く考えるよう促す仕組みです。

第二に、他の言い回しは効かないこと。公式は名指しで「thinkthink hardthink more といったフレーズは、ただのプロンプト本文として素通りされ、キーワードとしては認識されない」と書いています。つまり「もっとよく考えて」と日本語や英語で頼んでも、それは普通の指示文として読まれるだけ。「深く考えさせる」目的で特別扱いされるのは ultrathink という綴りだけです。ここは勘違いしている人が多いので、覚えておくと得します。

ただし「プロンプトに混ぜると特別扱いされる単語」という枠でいえば、もうひとつ ultracode があります(前章のとおり、1タスクだけワークフロー化する)。ultrathink は思考を深くする呪文、ultracode は仕事の組み方を変える呪文――名前が似ているだけで役割は別物です。混同しないよう整理しておくと、使い分けを間違えません。

永続性と優先順位の罠 ―― どこに書けて、何が勝つのか

新オプションを使いこなすうえで最後に押さえるべきが、「どの設定方法が永続するのか・どれが優先されるのか」です。ここを知らないと、「設定したはずなのに効いてない」が起きます。

まず永続性。公式仕様を整理するとこうなります。

設定方法永続性書ける effort
settingseffortLevelセッションを跨いで永続low medium high xhigh のみ
/effort <level>そのセッション(モデル切替で既定に戻る)全部
--effort フラグ起動したセッションのみ全部(ultracode は v2.1.203 以降)
環境変数 CLAUDE_CODE_EFFORT_LEVELそのセッション全部+autoultracode は不可)
skill / subagent の frontmatterその skill・subagent が動く間だけeffort を上書き

ここから読み取れる罠を挙げます。

  • maxultracode は設定ファイルに書けない。常用したいなら環境変数(max のみ)かフラグ起動に頼るしかない。
  • ultracode は環境変数に書けない/effort--settings の JSON・SDK、そして v2.1.203 以降は --effort フラグ、という4つの入口だけ。永続化する手段が無いという意味では、いまも最も「その場限り」のモードです。
  • 🔴 環境変数を設定していると ultracode のワークフロー編成が黙って止まるCLAUDE_CODE_EFFORT_LEVELxhigh 以外だと、リクエストはその値で走り、ultracode の中核である動的ワークフローの編成は無効のままになります(選択時に警告は出ます)。ultracode を効かせたいなら環境変数は外すか xhigh にしておくこと。
  • ワークフロー自体をオフにしている場合、--effort ultracodexhigh を設定するだけになります。「ultracode にしたのに並列で動かない」ときは、環境変数とワークフロー設定の2点を疑ってください。

次に優先順位。公式の表現では「環境変数 > 設定した値 > モデルの既定」の順で強い。さらに skill/subagent の frontmatter で指定した effort は、セッションの設定を上書きするが環境変数には勝てない

これが地味に効きます。たとえば「軽いサブエージェントは low で回したい」と frontmatter に書いても、もし環境変数 CLAUDE_CODE_EFFORT_LEVEL を設定していたら、環境変数が勝って frontmatter が無視されます。「サブエージェントだけ effort を下げたつもりが効いていない」ときは、まず環境変数を疑ってください。

もうひとつ補足。effort のスケールはモデルごとに較正されているため、「同じ high でもモデルが違えば実際の値は違う」と公式は明記しています。Opus の high と Sonnet の high は同じ深さを意味しない。レベル名は絶対値ではなく、あくまで各モデル内の相対的なつまみだと理解しておきましょう。

まとめ

新顔3つ+呪文の正体を、最後に圧縮します。

  • max は最強だが最善とは限らない。overthinking のリスクがあり、公式は「eval で xhigh に伸びしろを確認してから」「フロンティア級の難問だけ」と釘を刺す。常用ではなく切り札。
  • ultracode は effort ではない。中身は「xhigh +マルチエージェント・ワークフローの自律起動許可」。大規模・横断的な大仕事用のスイッチ。v2.1.203 以降は claude --effort ultracode でも起動できる(設定ファイルと環境変数には今も書けない)。
  • auto は値ではなくリセットボタン。現在モデルの既定 effort に一発で戻す。
  • 呪文は2つ、役割は別ultrathink はそのターンだけ深く考えさせる(think hard などは効かない)。ultracode をプロンプトに書くと、セッション設定を変えずにそのタスクだけワークフロー化する。
  • 永続性と優先順位を押さえるmax/ultracode は設定に書けずセッション限定。優先順位は「環境変数 > 設定値 > モデル既定」、frontmatter は環境変数に勝てない。

/effort の7択は、ただのメニューに見えて「アシスタントからエージェントへ」という Claude の役割拡張がそのまま形になったものです。レベル名の裏にある設計思想まで理解すると、コストも品質も自分の手でコントロールできるようになります。基本の使い分けは「Claude Code の /effort 完全ガイド|low〜maxの使い分けと『コストが増える本当の理由』BlogClaude Code の /effort 完全ガイド|low〜maxの使い分けと『コストが増える本当の理由』Claude Code の /effort(low〜max・ultracode・auto)は「賢さ」ではなく「トークンの気前よさ」のレバー。モデル別の推奨スタートと、Opus 4.8 でコストが増えた気がする原因を『トークナイザ』と『effort』の2軸に切り分ける考え方を、公式一次情報と v2.1.156 の実機確認で解説します。」(シリーズ①)にまとめてあるので、合わせてどうぞ。

よくある質問(FAQ)

Q. maxultracode は何が違うのですか? A. 送られる effort はどちらも xhigh 相当ですが、ultracode には「Claude Code がマルチエージェントの動的ワークフローを自律起動してよい」という常時許可が追加で付きます。max は単純に「制約なしの最大能力」で並列起動の権限とは別物。大規模移行や横断監査のように分解・並列実行させたい大仕事は ultracode、単一の超難問に深く考えさせたいなら max(しかも eval で xhigh の頭打ちを確認してから)、と使い分けます。

Q. ultrathink と「もっとよく考えて」は同じ効果ですか? A. 違います。Claude Code がキーワードとして認識するのは ultrathink という綴りだけで、thinkthink hardthink more や日本語の「もっと考えて」は通常のプロンプト本文として素通りされます。そのターンだけ深い推論を要求したいなら、プロンプトのどこかに ultrathink を入れてください。セッションの effort 設定は変わりません。

Q. ultracode を使うのに、毎回セッション設定を切り替える必要がありますか? A. 不要です。プロンプトのどこかに ultracode と書けば、セッションの effort 設定を変えずにそのタスクだけワークフロー化されます(「ワークフローで」等の普通の言い回しでも同じ)。セッション全体をワークフロー体質にしたいときだけ /effort ultracode、起動時から効かせたいなら claude --effort ultracode(v2.1.203 以降)を使ってください。なおキーワードが効くのは自分でタイプしたプロンプトだけで、-p 渡しや Webhook・PRコメント経由では発火しません。

Q. 設定したはずの effort が効きません。なぜ? A. 優先順位の罠が原因のことが多いです。強さは「環境変数 > 設定値 > モデル既定」の順で、skill/subagent の frontmatter は設定値を上書きできても環境変数には勝てません。CLAUDE_CODE_EFFORT_LEVEL を設定していると frontmatter や設定ファイルの指定が無視されるので、まず環境変数を確認しましょう。また max/ultracode は設定ファイルに書けずセッション限定である点にも注意です。ultracode を選んだのに並列で動かない場合は、環境変数が xhigh 以外に設定されているか(この場合ワークフロー編成だけが無効になります)、/config でワークフロー自体をオフにしているかの2点を確認してください。

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この記事を書いた人

HW系エンジニアとして20年以上、10,000件を超える顧客訪問と2,000件を超える単独ソリューション実績。AIツールを使った個人開発やIoT農園など、Raspberry Piを使ったオートメーション化なども実践中です!エンジニア専門結婚相談所も運営中、ClaudeCodeで解決できない心の課題も解決いたします!

出典

この記事は上記 Claude 公式ドキュメント(2026年5月時点)を一次ソースとして参照し、Claude Code 最新版(v2.1.156)の実機で /effort メニューに max/ultracode/auto が並ぶことを確認(検証日 2026-05-29)したうえで執筆しています。各オプションの仕様は公式ドキュメントの当日時点の記載に基づきます。

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